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まだモノなんか捨ててるの?

ミニマリストを煽る唯一のミニマリスト、しゃどみとは私のことです。

仕事でミニマリズムを発揮して痛い目にあった話。

ネタ 煽り

ミニマリストに告ぐ!

ミニマリズムが役に立つのは日常生活のみ!

仕事では、特に製造業の開発部門では全く役に立たないぞ!

 

最近私が経験した、ミニマリズムが裏目に出た事例をご紹介いたします。

 

 

〜三ヶ月前〜

私「less is more・・・、少ないことは美しい。

  Aさん、この部品って何ですか?

  必要なモノなんですか?」

 

入社7年目のA

「それなんだっけ?あ、俺が入社した年に買った機械の予備部品だわ。

 確か5回くらい使ったけど、その後案件がお客さんの都合で消えて、それっきり使ってないよ。

 いらないんじゃない?

私「わかりました!部品は全部捨てます!機械も捨てていいですか?」

A「いや、それはさすがにマズいからやめとこう。」

 

〜最近〜

B課長

「おーい、A! あの機械覚えてるか?面白い案件があってな、あの機械使ったら上手くできそうなんだよ。

 5年以上使ってないけど、まだ動くかな?」

A「え、あれですか?もう使い方忘れちゃいましたよ・・・。」

B課長「お客様にはできます!って言っちゃったから、今から思い出してやってね^_^」

 

〜翌日〜

A「なんとか動いたけど、変な音がする・・・。」

説明書「部品Xが痛むと、異音がします。異音がしている状態では内容物が漏れ出すので、異音がしたら部品Xを交換してください。付属で3個付いています。」

私「あ・・・。」

A「全部捨てちゃったの!?タイミング悪いなー、今すぐ発注して!!」

 

私「お世話になっております。以前購入させて頂いた機械の予備部品Xを発注したいんですけど」

業者「え、その型番は御社専用の特注品ですよ。なので予備部品Xは多分在庫ないですねー。」

私「急いでます!見積と納期を早急にお願いいたします。」

 

〜翌日〜

業者「納期三ヶ月、部品Xは1個4万円、金型代45万円もよろしく^_^」

私「\(^o^)/」

 

 

そもそも簡単に手に入らない

ミニマリストが簡単にモノを捨てられるのは、

それが簡単に手に入るからですよね。

 

製造業の開発部門にあるモノ。

そのほとんどは簡単に手に入りません。

小さな部品が10万円くらいすることは日常茶飯事です。

 

それでも既製品ならまだマシです。お金を払えば2週間以内には手に入りますから。

そもそも特注品である、という場合は完全な受注生産です。

納期2ヶ月以上も珍しくありません。

今回みたいに金型の保存期間を過ぎている場合は、金型代まで負担させられます。

 

また、不景気や後継者不足で廃業する中小企業が多い昨今では、

迂闊に捨てると二度と手に入らないモノまであります。

 

なんでもかんでも捨ててはいけないのです。

巷にあふれる日用品と、モノづくりの最前線にあるモノは、入手難易度と代替不可能性が全く違います。

 

1年以上使っていなくても、捨てられない。

モノづくりは日進月歩、ものすごいスピードで開発改良が進んでいますが、

数年前のサンプルをもう一度評価したい!というお客様からの要望はざらにあります。

私の知る限りでは、5年前のサンプルを再出荷したことがあります。

時間が経過した=いらない、の図式は成り立ちません。

 

2~3年に1回しか使わない装置も山ほど会社にありますが、捨てられません。

もしかしたらそこから大きなビジネスに発展する可能性がある以上、開発部隊は所有せざるを得ないのです。

 

ミニマリストお得意のレンタルも、不可能な場合が多いです。

何故ならその機械は世界で数台しかない、ということがざらにあるからです。

(同じ仕組みの機械でも、製造元や製造時期が違うと同じ効果が得られないことが多い)

 

 

何が売れるかわからないモノづくりの世界。

何が世の中を変えるかわからない技術開発の世界。

 

なんでもかんでも捨てて最小限のことだけをやるエンジニアよりも、

何もかもため込んで、なんでもかんでもトライしてみるエンジニアの方がいいモノを作ります。

そうやっていいモノを作らないと、持続可能な社会を維持できません。

 

ミニマリストが快適に生きられるこの世の中、あなたのパソコンもスマホも、

あなたがよく乗る飛行機や電車も、あなたが依存しているインフラも、

全てそうしたマキシマリストエンジニアが作り上げてきたのです。

 

なんでもかんでも最小限がいいってわけじゃありませんよ。

 

 

製造業の開発部門ミニマリズムは相性が悪い。

まとめると、

1年以上使っていないモノでも、いつ必要になるかわからないし、そのモノは簡単には手に入らないし、他のモノでは代替できない。

ということです。

 

皆さんの職場とミニマリズムの相性はいかがですか?

 

ミニマリズムがうまくいった、もしくは裏目に出た事例を募集しています。

 

あと、怒られない稟議書の書き方も募集してます・・・

 

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