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まだモノなんか捨ててるの?

ミニマリストを煽る唯一のミニマリスト、しゃどみとは私のことです。

マキシマリストとして働く私のワークスタイル

ライフスタイル

みなさまは日常生活ではミニマリストですよね?

では会社でもミニマリストですか?

 

ほとんどの方が「NO」でしょう。

会社で最小限の仕事しかしないという選択をするのは勇気が必要なことです。

 

私はもちろんマキシマリスト型社畜として働いています。

仕事内容がマキシマリストにならざるを得ない内容なので、やむを得ずマキシマリストとして仕事をしてます。

 

本記事では私の職種の特殊性、何故マキシマリストにならざるを得ないかを紹介させて頂きます。

 

私の職種は「研究開発職」にあたります。

 

メーカーで新しいモノを作り出す部隊ですね。

顧客の要求通りのモノを作り上げたり、時には研究機関と連携して世の中にないモノを作り出したりすることが目的です。

 

この仕事には「終わり」と「完全な正解」がありません。

簡単な事例を紹介します。

 

事例:新規電池開発

私「AとBを混ぜ合わせた材料で電池を作ると、従来の1.5倍長持ちするようになりました!!」

上司「おお!これは売れるぞ!AとBの比率を変えて、最適条件を探せ!」

私「Aを70%、Bを30%で混ぜると1.7倍になりました!」

上司「よし!次は添加材の検討だ。C~Gを1%ずつ加えてみろ!」

私「Gを1%加えると1.8倍になりました!」

上司「よし!じゃあ次はGの最適添加量を探せ!」

私「Gを1.5%加えると1.9倍になりました!」

上司「よし!じゃあ次は混合条件の最適化だ!混合器5種類を使って混ぜ合わせてみろ!」

私「混合器Dで混ぜると2.0倍になりました。」

上司「よし!次は混合温度設定だ!10~90℃で混合してみろ!」

私「60℃で混ぜると2.1倍になりました。」

上司「よし!じゃあ次は添加材の投入方法の最適化だ!3種類の投入機を使って、投入速度大・中・小で試してみろ!」

私「投入機Cで速度小で投入すると2.2倍になりました・・・。」

上司「よし!じゃあ次は・・・」

課長「おい!納期はもう来週だぞ!結局どのサンプルでいくんだ?」

上司「え、まだまだ変えたい条件はいっぱいあるのに・・・。」

私「(助かった、やっと終わった・・・・)」

上司「AとBとGを30:70:1.5の比率で混ぜた材料を使って電池を作ると従来の2,2倍長持ちします!この電池、いかがですか?」

顧客「イイネ! ちょっと試してみるわ。」

1ヶ月後・・・

上司「あの電池だけど、評価よかったぞ!」

私「おお!」

上司「で、お客様は高湿度の環境で使いたいらしい。だから湿度90%の環境下で最も長持ちするような条件に最適化しなおしといて。納期は3週間で宜しく。」

私「はい!(また全部やり直しかよ・・・)」

 

・・・と、こんな感じの仕事をしています。

完全な正解はなく、時間をかけて少しずつ最適解に近づけていく仕事です。

いつまでやっても明確な終わりはありません。

どこか(大半は納期か予算切れ)で無理やり区切って終わりになります。

 

 

新規コンセプト発見

最適化

顧客への提案

顧客要求の明確化

顧客要求に合わせた最適化

顧客要求の確定

工場での量産設計

 

これが弊社のモノ作りフロー。

 

新規コンセプトの発見は大学や研究機関がやってしまうことが多く、民間企業としては「最適化」でいかに他社より優れたモノを作れるかが勝負です。

ここで手を抜くと世界中に何十社とある競合相手とのシェア争いに負けてしまい、会社が立ち行かなくなります。

私の主な仕事はこの「最適化」の部分で、時間が許せばいくらでも手間暇をかけられる部分です。

少しでもいいモノを作りたい、そうなると土日祝日も関係ありません。

結果、マキシマリスト型社畜が誕生するのです。

 

 

これが私がマキシマリストとして働かざるを得ない理由です。

今話題のホワイトカラーエクゼンプションで、真っ先に残業代0円にされる「研究開発職」はどこもそんなもんだと思います。

ミニマリストと研究開発職は最も相性が悪いのです。

 

 

皆様はマキシマリスト型社畜ですか?

それともミニマリスト型労働者ですか?

 

 

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